こんにちは、バイト工場長です。
サラリーマンやっている限り逃れることができないのは上司と部下との関係でしょう。
社会人のストレスの上位は「人間関係」が占めていて、その中でも上司と部下の関係が1位ということです。
接する量の多さ
確かに会社で過ごす時間は正規雇用で8時間以上でしょうから、1日の3分の1は会社にいることになります。
通勤に時間がかかる人であれば、下手すると家族と過ごす時間よりも拘束時間が長いかもしれませんね。
それだけのボリュームがあるのが仕事上の人間関係ですから、当然ながら影響を受ける割合も大きくなるのは頷けます。
量が多いからには、その質については少しでも良い物にしたいですよね。
板挟みを避ける方法は?
出来る事なら板挟みは避けたいものです。
でも結論から言うとサラリーマンである以上は避ける方法がないと思います。
個人事業主やビジネスオーナーであれば社内で板挟みになることはないでしょうけど・・・
サラリーマンであれば先輩と後輩といったレベルのものをはじめとして、少なからず板挟みになるものだと覚悟を決めたほうが良さそうです。
避ける方法がないからにはどのように付き合うかを考えるしかないでしょう。
板挟みの根っこの部分は?
そもそも上司と部下の間にはどんな違いがあるのでしょうか?
一番の違いは視野ではないかと思います。
私の経験上、上司と部下の板挟みになって困るケースの多くはこの「視野の違い」から来る仕事観のズレが大きいことでした。
視野と言っても様々で
- 顧客との距離感についての視野
- 会社の部署間の視野
- 触れることのできる経営情報の視野
- 業務の行く末についての視野
- 問題解決の視野
などなど、視野の違いから生まれる責任感やスピード感、危機感といった「取り組み姿勢」のギャップがいざこざの発端になることが多いです。
イメージは通訳
これをうまく疎通させるには自分自身が通訳のような立ち位置にいなければいけません。
例えば消費者からのクレーム対応に関して、
上司から見て「危機感が足りない」と指摘が出るようであれば、
部下に対して「消費者の不満は問題で、改善に取り組む方法に納得してもらわなければ企業の存続の危機になる」ことをきちんと説明すべきです。
恐らく部下には出荷した先の取引先や消費者といった人たちの顔が見えていないはずで、その見えない部分をフォローして納得させる必要があります。
また、上司の視野について部下が納得した結果、どのように危機感を持って取り組むようになったかを確かめ、上司に伝える必要もあります。
さながら通訳のようにお互いの立場を取り持って、わだかまりにならないようにすることが板挟みと上手につきあう方法ではないかと思います。
不信感や誤解を取り除き、信頼感を強めるように「通訳」ができれば最高ですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。何かのお役に立てれば幸いです。