こんにちは、バイト工場長です。
今でこそ従業員とか取引先とか外部の方々と接することが多くなっていますが、私はあまり人付き合いが得意なほうではありませんでした。
ちょっと学生時代初期のバイトが接客業だったのもあって、初対面の人と接するのに必要な大きなエネルギーが出せなくなっていまして・・・
むしろ学生時代に今の工場をバイト先に選んだのだって「人と接する機会が少ないだろうから」という理由が大きかったのを覚えています。
接客が苦手
基本的に接客業とかサービス業が苦手だと思っている人は、食品工場を選びやすいようです。
初対面の人にクレームつけられたりしませんし、
返答に苦しむような対応を迫られることもないでしょうし、
常に気を配っておく必要もそこまでないですし、
そういった意味では精神的にエネルギーを消耗する可能性は低いと思えます。
ノルマが苦手
工場勤務であれば販売ノルマとかはありません。
営業が肌に合わないとか、
売り込みしなければいけないなんてムリとか、
ノルマに縛られるプレッシャーに耐えられないとか、
販売や営業に抵抗がある人にとっては安心できると思います。
淡々とルーチンをこなす業務がほとんどでしょうから。(もちろん生産部門の最初の配属に限りますけどね)
コミュニケーションが苦手
工場勤務ってコミュニケーションが苦手でも割と活躍できますよね。
基本の業務はマニュアルに沿ってやればOKだし、
出される指示に応じて対応さえすればOKだし、
最低限の手が動いて、最低限の正確さがあれば問題はありません。
返事だってうなずくだけでもどうにかなります。
人によっては「一言も言葉を交わさずに一日が終わる」こともあるのではないでしょうか?
募集の戦略に使えるんじゃない?
こういった工場勤務の特徴は「時給」だけでは比較できませんよね?
何が言いたいかというと、
求人と応募者のマッチングをするならこのテの情報を前面に出すべきだということです。
割と早期に離職する方々は「思った以上につまらなかった」とか、
「こんなに単調でいいのか不安になった」といった感想をお持ちで、
要は積極性を生かそうとすると、単調な段階の勤務内容ではマッチしないのだなと・・・
採用面接とか、工場説明会とか、入社時教育とかを一通り済ませた後ではそれなりのコストもかかっていますから、なるべくならこの類のミスマッチは避けたいものです。
攻めの採用を目指し
そう考えると、今まで長く勤務してきた従業員さんにアンケートを取ってみるとか有効だと思います。
「何が魅力で勤務してきたのか」
「工場で何が得られたのか」
「勤務する上で重視した点は何か」
そういった「時給以外の」部分こそ応募する前に認知されるべきところではないでしょうか?
これによって工場に魅力を感じない人は篩い落とされるわけで、採用活動の空振りや無駄撃ちも抑制されると思います。
もちろん広告媒体の枠内だと制限があるでしょうから、自社ホームページに誘導した先で閲覧できるようにするなどの仕掛けは必要でしょう。
募集と応募、お互いが高い一致率でマッチングされれば失望や期待外れは減って、WIN-WINの関係になれると思います。
思った通りの職場で活躍ができるなら、これほど素晴らしい物はないですよね。
管理者としては少しでもそういった状態に近い職場を提供したいものです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。何かのお役に立てれば幸いです。